Renapurとドイツ南部の伝統衣装Lederhose (レーダーホーゼン)
Renapurが作られている小さな工場
ドイツ南部には、牛革で仕立てたレーダーホーゼンという伝統衣装を、祝い事や、お祭り、客人をもてなす際に着用する文化があります。
その伝統衣装は代々、父から息子へと大切に引き継がれていきます。
1988年、Renapurはドイツ南部の田舎街で生まれました。
四季があり、冬には豪雪地帯となるこの地域では、伝統衣装や大切な革製品を保護するためのメンテナンスは欠かせない事だったのです。
Renapurは、創業者Schindler一家の手により、当時と変わらないレシピで、今も一つ一つ大切に造られています。
観光客で賑わう現在のマリエン広場
当時、革製品のメンテナンス剤には有機溶剤が使用されている物が多く、鼻を刺すような独特の匂いがあり、人体への影響も決して良い物とは言えませんでした。
環境保全や自然との調和を信条にする創業者Schindler夫妻は、『人間や環境に害のないメンテナンス製品』をコンセプトに開発を重ねます。
そして、数多くの天然素材を用い開発する中で、バイオリンの絃のメンテナンスに蜜蝋が有効であるという事実をつきとめます。これが大きなヒントになり、Renapurが誕生しました。
その後、Schindler夫妻はバイエルン州最大の都市であるミュンヘンの中心部、マリエン広場でRenapurのデモンストレーション販売を始めました。
「実際に目で見て実感してもらい、この商品の良さを伝えたい。」と考えたからです。
Florian Schindler
時は流れ、現在世界35ヶ国以上で愛されるようになったRenapurの秘密を、夫妻の息子であり後継者のFlorian Schindlerにインタビュー形式で聞いていきます。
「最小の労力で最大の効果を」です。
Renapurは天然由来の製品なので、使い方が非常にシンプルです。特別な使用方法は無く、製品に塗るだけで十分な効果が得られます。
使用する原料の品質です。
化粧品としての基準をクリアした原料以外は使用しません。
高品質の天然原料ありきというスタンダードが他社製品との違いと言えます。
また、原料それぞれの効果を最大限発揮するために、特殊なプロセスで配合しています。
工場でRenapurがケースに注入される行程
製造最後の工程は手作業での梱包。
機械では見つけられない小さな傷などが無いか確認します
Renapurは 少量で効果を発揮しますので、一度の使用で塗りすぎない事がコツです。
革製品を永くご使用いただくためには、アイテムや素材によってRenapurの使用頻度を調節する事。
毎日使用する革靴は1週間~10日に1回、鞄は1ヶ月~数ヶ月に1回、家具なら年に数回といった適度なお手入れがおすすめです。
スポンジにRenapurを付けて、余分な量を容器の縁でこそぎ落とした後、製品の上で均等に塗り広げて下さい。
Schindler Family
最高の革製品を選び、最高のメンテナンスをしていただけたらと思います。
Renapurは革製品の寿命を永くします。
お気に入りの最高の革製品を、末永くご愛用いただくお手伝いができたら……それは私たちにとってこの上ない喜びです。
人と環境に優しいメンテナンス製品として生まれたRenapurは、変わらないスタンダードのもと、今も家族たちの手によって造られています。